もう、休職しかなかった。
休職しました。
えぇ、もう休職という手しか考えられませんでした。
仕事に行くたびに、日に日に自分を責め続け、攻め続け。
自分を発信できない、自信を持てない人間にはどうしたって難しい社会。
別に先輩のせいでも上司のせいでもない。
むしろ人間関係は非常に良かったように思える。
困ったら助けてくれる先輩。なんだかんだ心配してくれる上司。
でも、それに応えることの出来ない自分を更に追い打ちをかける始末。
確かに仕事は忙しかったように思える。
残業も毎日2,3時間はあったし、定時に帰れる日も月に1回2回あったぐらい。
これでも働き始めよりは減ったし、世の中にはもっと働いている人もいることを考えるとへこたれるわけにはいかないと言い聞かせていた。
でも、そんな意志が無意識の内に僕の心を蝕んでいたのかもしれない。
もっと自分の時間が取れたらな。と思う反面、残業が減らない。きっとこの残業だって僕の仕事効率が悪いからだと考えると、効率よく出来ない自分を呪った。
新卒の時には失敗してナンボと言う。
個人的にもそうだろうと思っている。
だったとしてだ。
ADHDが原因かは統計を取っているわけでも無いし定かでもないが、僕は明らかに人よりミスが多く、そして繰り返し、尚且つ質が悪い。
人によって差があるとはいえ、こんなに凡ミスとも呼ばれるような失敗ばかりし、徐々に先輩が怒りを顔に出していく光景はどうしても見ていられなかった。
あらゆる手は尽くしたつもりだった。
薬だって飲み始めていたし、タスク管理ツールも色々使ってみたし、付箋での管理も試みた。
メモも取る癖は付けていたつもりだった。
でも1つを意識すれば別を失敗する。
そんな自分ばかりを見ていると、段々と自分が嫌いになっていくもので。
心が崩れると体にも異常は出てしまう。
頭痛、吐き気、関節痛、胸の痛み。
そしてある朝、玄関を出られなくなった。
そこからはトントン拍子に休職にして頂いた。
これが甘えと言われるのであればそう言ってくれて構わない。
仕事の出来る人たちにとっては、きっとこんなことで挫ける奴の精神など理解できないものだ。
僕がアナタを知らないように、アナタも僕を知ることは出来ないのだ。
逆に、仕事に対して悩んでいる心が弱いだろうと自負している人たちには、体を壊す前に休職するなり転職するなり行動できるようにして欲しい。
健康を失ってからでは本当に遅いと思う。
休職して考えるべきことはどんな環境だったら働けていたのか、そもそも自己肯定すら望み薄な僕がどうやったら働けるのか、心を休めながら自問自答するつもりである。
後は、どんな環境、職種なら頑張れるのか。色々と調べていこうと思う。
こうやって文章にしていくと、僕が自分に酔っているんじゃないかと思う。
なんか文体がそんな雰囲気出ているし、これは癖かな?
でも、それぐらいの心持ちじゃないと、なんだかもう駄目な気がする。
そんなわけで、休職しました。