【感想】映画『君の膵臓をたべたい』を原作読んだ僕が1人で見てきた。【ネタバレ無し】
これは、もう1つの "キミスイ" だ。
7月28日より公開された映画『君の膵臓をたべたい』。
原作は住野よるさんが書いた小説ですね。
CMでもよく見かける作品です。
2016年本屋大賞第2位、Yahoo!検索対象2016小説部門賞受賞など小説自体もベストセラーの作品です。
さて、今回は"キミスイ"で親しまれている本作品が遂に映画化ということで1人で見てきました。
1人で。
1人で。
1人を主張しているのは全然1人でも見れる作品だということを主張したいからです。
周りの目なんて気にしたら負けです。
そんなこんなで男一人涙を流しながら鑑賞してきたわけですが、ネタバレ無しで感想を述べたいと思います。
キャストの方々による演技が感情移入せざるを得ません。
原作でも涙を流しながら読んでいたのですが、映画でも涙をぽたぽた静かに落としながら見ていました。
主演の北村匠海さん、浜辺美波さん、小栗旬さん、北川景子さんといった方々の演技がまた一層感情移入させられます。本当に演じる方によって映画での心の揺さぶられ方というものは大きく異なるなと最近ひしひしと感じております。
1. 原作を知っていながらも、なお良いストーリー
公式でもお伝えしている通り、原作には無い12年後の話が映画では出てきます。
それによって、原作とは少し違うストーリー構成に仕上がっております。
原作の改変というものは基本的には悪となる可能性を引き起こすことは十分に考えられますが、今回は構成が変わってもなお本質の変わっていなさ、また自然と繋がる話の進み方にとても満足しています。
それによって原作をすでに読んでいる方々もストーリーの違いに新鮮さを感じつつ、物語に涙すること間違いないでしょう!
2. タイトルに涙する?涙する!
君の膵臓をたべたい。僕も食べたい!
なんて簡単に言えるほど軽くないこの言葉に含まれている意味を映画の中で感じ取ることがきっとできます。
3. 映画のテンポの良さは凄まじい!
どんどん話は進んでいきますよ。原作の内容をぎゅっと濃密にしたことでテンポの良さが良くて、ぐだることなく話は進んでいきます。
映画で眠くなりそうだから、デートで映画館を使えないという方にもこの映画は使える!とオススメしたい。切実に。
4. 原作でも映画でも心に響く言葉がきっとある。
ネタバレはしたくないので特にこの言葉!ということはお伝えしませんが、死ぬことを自覚している"山内桜良"だからこそ出てくる言葉には自分の生き方にヒントをくれます。もちろん、"僕"も良いことを言っていますよ!
5. もちろん、原作を知らなくてもこの映画で "キミスイ" を楽しめる!
原作を読んでいるからこそ、この映画が原作を知らなくてもオススメ出来ると僕は思っています。
むしろ僕ですら原作知らない状態で見てみたかったなとか思っているぐらいです。
これはこれで1つの"キミスイ"として成り立っていますよ!
まだ上映開始したばかりの映画『君の膵臓をたべたい』、是非映画館に足を運んで見て下さい!!