毎日ホリデイかどうかは自分次第

東京在住、20代社会人がつらつら思ったこと、やったことを書くブログ。仕事やプライベートの苦悩も吐露する。そもそもあんまり仕事にモチベーションが湧かない今、ゆとりらしくゆとりを持てるように試行錯誤中。中々上手くいかない。

もう、休職しかなかった。

休職しました。

えぇ、もう休職という手しか考えられませんでした。

仕事に行くたびに、日に日に自分を責め続け、攻め続け。

 

自分を発信できない、自信を持てない人間にはどうしたって難しい社会。

別に先輩のせいでも上司のせいでもない。

むしろ人間関係は非常に良かったように思える。

困ったら助けてくれる先輩。なんだかんだ心配してくれる上司。

でも、それに応えることの出来ない自分を更に追い打ちをかける始末。

 

確かに仕事は忙しかったように思える。

残業も毎日2,3時間はあったし、定時に帰れる日も月に1回2回あったぐらい。

これでも働き始めよりは減ったし、世の中にはもっと働いている人もいることを考えるとへこたれるわけにはいかないと言い聞かせていた。

でも、そんな意志が無意識の内に僕の心を蝕んでいたのかもしれない。

もっと自分の時間が取れたらな。と思う反面、残業が減らない。きっとこの残業だって僕の仕事効率が悪いからだと考えると、効率よく出来ない自分を呪った。

 

新卒の時には失敗してナンボと言う。

個人的にもそうだろうと思っている。

だったとしてだ。

ADHDが原因かは統計を取っているわけでも無いし定かでもないが、僕は明らかに人よりミスが多く、そして繰り返し、尚且つ質が悪い。

人によって差があるとはいえ、こんなに凡ミスとも呼ばれるような失敗ばかりし、徐々に先輩が怒りを顔に出していく光景はどうしても見ていられなかった。

 

あらゆる手は尽くしたつもりだった。

薬だって飲み始めていたし、タスク管理ツールも色々使ってみたし、付箋での管理も試みた。

メモも取る癖は付けていたつもりだった。

でも1つを意識すれば別を失敗する。

そんな自分ばかりを見ていると、段々と自分が嫌いになっていくもので。

 

心が崩れると体にも異常は出てしまう。

頭痛、吐き気、関節痛、胸の痛み。

 

 

そしてある朝、玄関を出られなくなった。

 

 

そこからはトントン拍子に休職にして頂いた。

 

 

これが甘えと言われるのであればそう言ってくれて構わない。

仕事の出来る人たちにとっては、きっとこんなことで挫ける奴の精神など理解できないものだ。

僕がアナタを知らないように、アナタも僕を知ることは出来ないのだ。

 

逆に、仕事に対して悩んでいる心が弱いだろうと自負している人たちには、体を壊す前に休職するなり転職するなり行動できるようにして欲しい。

健康を失ってからでは本当に遅いと思う。

 

 

休職して考えるべきことはどんな環境だったら働けていたのか、そもそも自己肯定すら望み薄な僕がどうやったら働けるのか、心を休めながら自問自答するつもりである。

後は、どんな環境、職種なら頑張れるのか。色々と調べていこうと思う。

 

こうやって文章にしていくと、僕が自分に酔っているんじゃないかと思う。

なんか文体がそんな雰囲気出ているし、これは癖かな?

でも、それぐらいの心持ちじゃないと、なんだかもう駄目な気がする。

 

そんなわけで、休職しました。

 

"高橋留美子"さんに「ありがとう」を伝えるために僕の思いを語る。

お題「マンガ」

まずは一言。

本当に素晴らしい作品を生み出してくれてありがとうございます。
僕の人格の一部は留美子さんの作品で形成されているに違いありません。

 

では本題。

彼女の作品によって人格が形成された人は数知れないだろう。

個人的には宇宙一有名な"高橋"さんだと思っている。

代表作は数知れず、それこそ世代によって出て来る作品は違ってくるであろう。

僕が知っているだけでも

うる星やつら

めぞん一刻

らんま1/2

犬夜叉

境界のRINNE などなど。。

ここまで作品がバシバシ売れてしまう漫画家さんも中々いないのではないかと思う。

 

ちなみに僕ら20代前半は『犬夜叉』あたりなんじゃないかと思うがどうなのだろうか。

もう少し上の世代は『らんま1/2』あたりではないかと推測する。

 

……

 

世の中の話しはここまでにして...

 

 

僕が愛してやまないのは『めぞん一刻』である。

一番大好きなマンガである。

2番手あたりに『瀬戸の花嫁』が来るのだが、"せとはな"はアニメでこそ本領を発揮している。この話はまた今度にしよう。

 

更に、

 

僕が2次元の女性で最初に好きになった女性はラムちゃんである。

そう、『うる星やつら』の ラムちゃん である。

 

本当は『らんま1/2』についても語りたい。いや、『犬夜叉』のことも『境界のRINNE』だって語りたい。

 

だが、実は読んだことが無いのである。

このことについては弁明の余地も無いわけだが、ここは一つ心を穏やかにして頂き、とある村人の戯言だと思って聞いてほしい。

 

ということで上記2つのことについてより詳しく言わせてくれ。

音無さんという男性を上手に振り回す天才。

めぞん一刻』のヒロインとして登場してくる未亡人 "音無響子"。

彼女は基本的にスペックが高いのだが、なんといっても無意識なのか意識しているのか、男性を上手く振り回し、読者すら振り回してくるその魔女っぷりに僕は心惹かれている。

一応、他の女性キャラも出てはくるがもう全然気にならない。

うっかり三鷹とくっついちゃうの??と思わせる素振りがたまらない。

かと言ってやっぱり五代のことをずっと意識しているところを見ると心がそわそわしてしまう。

僕がなんだかんだ心に残っているシーンは

・音無さんが玄関の電球を変えている時に脚立が倒れて五代と接吻してしまう。

・元旦に、五代と一緒に病院の外を散歩している時。

以上である。

どっちにも共通しているのは

キッスしてしまう、しそうになるの描写があるという点なのだが、このラブコメだからこそたまにしかやってこない妙にラブロマンスなシーンがたまらない。

また、なんといっても三鷹である。

彼の良い感じに邪魔してくるところは最早素晴らしい。

マンガ全体を通してじれったい!と思わせてくる展開がまた読者を踊らせてくる。

何回読んでも楽しく読める、大人なマンガである。

 

僕を二次元の女の子の世界に初めて誘い込んだ女性、ラムちゃん

僕が初めて『うる星やつら』を読んだのは小学生の頃だった。

小学生ながらにラムちゃんの服装にやましい気持ちを抱えてしまったことは仕方ない。

少年サンデーあるまじき通常服だった気がする。恐るべし留美子さん。

うる星やつら』もやっぱりラブコメである。

諸星あたるが女性に片っ端から声をかけ、それを見たラムちゃんが電撃バリバリ。

当たり前のように行われるこの一連が僕には羨ましくて仕方なかった。

そもそもラムちゃんほど誰かに愛してもらうことが羨ましい。

個人的に凄くずるいなと思っていることがある。

1つ屋根の下で暮らしているというシチュエーションである。

見ず知らずの可愛い女の子と一緒に暮らすという状況がとてつもなく羨ましかった。

寝る時にラムちゃんと暮らす妄想をして寝ていた 。

諸星あたるのはそんなラムちゃんに対して性欲を押さえ込んでいたのだろうか 。

それとも日頃の女好き且つ猛アタックすることでその欲求を開放していたのか。

何にせよ諸星あたるであるからこそあの清々しい同棲生活は成り立っていたのであろう。

僕が忘れられないシーンは

・諸星家に台風直撃した日

・電撃であたるが死んだ時

・最終回の鬼ごっこ

なにが印象に残っていたかは最早わからぬが、

少なくとも最終回の鬼ごっこには泣かされた。

 

っというかラムちゃんが諸星家にいないという状況がひどく寂しかったように思う。

ラムちゃん諸星あたるというペアはこれ以外あってはならないし考えられない。

面堂終太郎とかもいたけど彼は恐怖症に一生脅かされるのであろう。

 

そしてラムちゃんの方言である。

だっちゃ。っちゃ。ちゃ。ち。ゃ。

 

あぁ可愛い。

 

こんな語尾反則でしょう。

この口調に心やられたのは僕だけではないであろう。

その数年後、僕は『狼と香辛料』のホロの口調にまたも心に矢が刺さるのだがまた今度。

 

プロポーションから天真爛漫な性格、そして喋り方といいすべてがパーフェクトな存在だったラムちゃんは僕の最初の好きになった女性に間違いない。

 

高橋留美子は女性なのに男性を喜ばせる女性を描くのに非常に長けている。

音無さんからラムちゃん。そしてらんまやかごめ。

彼女達は非常に魅力的な女性であった。(らんま?)

ツンデレというワードが存在する以前からそのキャラクターに魅力があると気付き、描くというその才能には脱帽である。

 

また、未亡人から宇宙人、更には半人半妖と、その設定も非常にユニークであり、それがまた作品に良さを加えていることはもはや語る必要は無かった。

 

そんな高橋留美子さんはやっぱり天才であり、こんな彼女たちを描ける彼女もきっと魅力でいっぱいに違いない。うん。

 

amazarashiの『光、再考』を自己肯定が出来ず、日本社会で生きることに悩む者たちに届けたい。

      

 

『光、再考』に出会ったのは高校生の頃だった。

 そもそも『光、再考』というのはamazarashiさんが2009年2月に発売した1stミニアルバムに含まれている曲であり、ミニアルバムの名前にも使われている。

 

amazarashiさんの歌詞はどれもこれも強烈で力強い歌詞が多いのだが、僕は特にこの曲が好きだ。

 

高校生の頃、明確な理由も無いけれどなぜか自分のことを肯定することができず、どうして生きているんだろうとか、何のために生きているんだろうとか、ぼんやりと考えてしまっていた当時。

こんなこと誰かに相談することでも無いだろうし、でも考える事もやめられないある日、youtubeでこの曲を見つけたのがきっかけ。

 

この曲に僕という存在を許されていること、誰の許可もいらない、僕らしく生きていいということを教えてくれた気がして。

音楽を聞いて涙を流したのはこの曲とBUMP OF CHICKENの『K』だけ。

 

そんな励ましから数年。

またもや自分という存在が社会で生きづらいこと。自分なりに頑張っていること、それでも頑張りが実らない現実。こんなことになってしまった自分を責める日々がやってきた。

 

自己肯定感というものを持ち合わせていない僕は僕自身を好きになれずに生まれ変わりたいなとか思っていたり。

 

やっぱりそんな時に元気をくれたのはこの曲だった。

もしかすると歌詞の意味合いはまったく別物なのかもしれないが。

それでも歌詞に励まされたことは事実であって。

朝が来るたび陰鬱とした気持ちで

それでも青い空が好きなんだ

降園ではしゃぐ子どもたちと新聞紙被って寝てる家の無い人

未来は明るいよ 明るいよ 

 なんとなくどこか自分の朝の憂鬱を言っている気がして。

そんな僕でも未来は明るいと思って良いのだろうかと思ったり、

もし生まれ変わったらなんて

二度と言わないで

今君は日陰の中にいるだけ

ただそれだけ... それだけ... 

 僕を否定することもなく、且つ未来が明るいことを教えてくれていたり。

こんな僕にも光が射す時がやってくるんだろうと。

 

端から端まで歌詞から元気や励ましを頂けます。

 

きっと自分を認められず、そして社会での生き辛さに悩んでいる人は多くいらっしゃるかと思います。

そんな方に心からオススメしたい一曲です。

 

ちなみに、

spotifyで聞けます。本当に有難うございます。

 

ストラテラを飲んで1ヶ月以上経っていた。

改善したと実感する難しさよほんと。

 

 

ストラテラを飲んでから1ヶ月以上経ちました。

お医者さんに1日2錠との指示を受けていました。

飲んで感じていることをつらつらと述べていきます。

 

飲んでからの変化

体が重い。というか感覚が鈍っている?ような状態。

個人的には好き。痺れているというわけでもないんだけど。なんとも表現し難い。

 

口が乾きまくる。乾くもんだから口が臭くなる。

こればっかりは辛い。ほんとに臭い。辛い。口臭って一度気にすると永遠と気になってしまうよね。

 

絶望的なネガティブが唐突にやってくる。

それはもう自殺がどーのこーのとか自分はなんでこうなんだと責めるとか。

これは薬が原因じゃない気もするけど。

こうなったらもうその日はボロボロ。そんな日は寝るに限るんだろうけど寝ることすら自分が許してくれない。

 

性欲が減衰する。

もはやEDなりかけのレイディオ(EDほどではない)。恐らく精神落ち着かせている作用で影響が出てるんでしょうね。

ふと自家発電でもしようかなと思うタイミングが遅くなった。気がする。

 

ADHDへの効果はどうなの?

業務するにあたって効果があるかはまだ分かりません。というのが現状です。

体のどこかを動かさなければ気が済まないというような多動性は改善されている気がしています。

衝動性についても上記の通り、あらゆるところで精神がぐっと落ち込む?落ち着くようになりました。悪い方向に向かうとひたすらに自虐を始めるネガティブ野郎になってしまうんですけどね。

物忘れなどは相変わらずしています。気付いた時には持ってきていないとかはよくある。

 

少なくとも体に何かしら影響を与えていることは確かのようですね。

コンサータはもう少し唐突に体に影響を与えるみたいなのでやはりストラテラが最初は良いかなと思います。

 

 

しばらくはまだ2錠だと思います。料金もなかなかなお値段しますからね。

もし3錠になる、もしくはコンサータに変更したらまた報告しようかと思います。

【ネタバレ無】僕のワンダフル・ライフ ~ペットがいるなら見たほうが良い。飼ったばかりの人は尚更見たほうが良い~

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※亀と「僕のワンダフルライフ」は無関係です。個人的な意図です。

僕は鼻水の音も立てずに静かに涙を流す派です。

 

アナタのペットは素晴らしい人生を送れているのだろうか?

それはペット自身でどうこう出来る問題ではないのである。

飼い主のアナタが自分に問うことでペット達の人生はより豊かになるのである。

 

輪廻転生しまくりのファンタジー感動映画

僕のワンダフル・ライフ』を見てきました。

あなたは動物の出ている作品で涙を流せますか?僕は流せます。

たとえ、お涙ちょうだい作品だと分かっていたとしても止められずにはいられない。

 

さて、本作品9月29日に公開されたばかりの新作です。アメリカは今年初めに公開サれています。

多くの犬と関連する映画の監督をされているラッセ・ハルストレムさんの作品です。

僕は上記の通り、動物ものにはめっぽう弱いです。

っで、今回は犬を俺の家でも飼ってるし、

まず、ざっくりと感想を。

 

感想

ずっと泣いてた。

えぇ。それはもう静かに頬に雫を落としていました。

きっと横顔は切なくてグッとくる顔だったに違いない。

 

そうです、泣けます。とにかく泣ける。

っというのも、実家にいるペットをベイリー(映画の犬の名前)に重ねてしまうのである。

 

感想2:我が身を振り返る良い機会が手に入るぞ!

更に自分のペットへの接し方を尋常じゃなく問い始めます。

お前はペットに素晴らしい時間を提供できていたのか、と。

具体的な問い詰めは映画を見て個人で行って下さい。

僕はもう自分へ凹ませて自滅しました。

 

とにもかくにも我が身を振り返ることのできる作品です。

特にペット飼いたての人には是非とも見て欲しい。

 

より一層の愛をペットに届ける事が出来るに違いない。

 

おまけ:デートに向いているか

デートに向いていると声を大にして言おう。

恋愛ものはちょっと。。。かといってアクションとかは女の子が。。

そんな時に、はい、ピッタリ。

まず可愛い犬が見れる。これはでかい。

ケンカ中のカップルも犬一匹で解決することは珍しくないだろう。

何よりペットの話題にしやすいですよね。

未来系でも過去形でも盛り上がること間違いナッシング。

ペットを飼ったことがない人は未来系でいきましょう。

 

僕もペットを飼いたくなりました。

 

亀を。

【ネタバレ無し】ダンケルク、やっぱり1人で見てきたよ。人数関係なく面白いよ。

トピック「ダンケルク」について

 

これ、彼女連れて行けばきっと映画好きか否か分かる。

 【目次】

 

ダンケルクってなんでしょ?

ダンケルク第二次世界大戦の時にあったお話である。

wikipediaによれば、

ダンケルクの戦いダンケルクのたたかい、Bataille de DunkerqueBattle of Dunkirk)は、第二次世界大戦西部戦線における戦闘の一つで、ドイツ軍のフランス侵攻1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘である。追い詰められた英仏軍は、この戦闘でドイツ軍の攻勢を防ぎながら、輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員して、イギリス本国(グレートブリテン島)に向けて40万人の将兵を脱出させる作戦(ダイナモ作戦)を実行した[1]

 と記載されていた。

 

本作品はこのダンケルクからの脱出を描いた映画である。

 

監督は クリストファー・ノーラン さん 。

インターステラーや、ダークナイトなどを手がけております。

個人的には メメント がお気に入りです。

 

著名な作品も多い監督さんであるため、今作も注目されていたかと思います。

 

最近、とある戦争映画を見た。

僕、戦争映画あんまり見たことないんですよね。

個人的には重たい話を避けているきらいがあったんです。

一番好きな映画って言われたらすかさず

ショーシャンクの空に』か『ターミナル』って呟くぐらいには。

 

でも、大学の友人からずっと言われていたんですよ。

プライベート・ライアン』を見ろと。あれは凄いぞと。

だから見ました。Amazonビデオで。いつも助かっております。

ちなみにこちらの映画も超有名だそうで。すみません、映画好きなんですけど戦争映画は遠ざけていました本当に申し訳ありませんでした猛省しております。

 

っで、見たらまあ凄いのなんの。

始まりで心掴まれましたね。

僕の想像以上に戦争だったんです。そしてそれが映像となってひしひしと。。

思った以上に見応えのある映画で、ここから色々と戦争映画も見てみようかと思っていたわけですよ。

 

そして、上映したばかりの『ダンケルク』に興味が注がれたわけです。

 

本題

さて、そんなそんなでこの戦争映画を見てきたわけですが、

正直本当に疲れました。良い意味でですよ?

いや、うん、本当に疲れました。見終わった後軽く具合悪かったもん。心地良い具合の悪さ。うん。きっとそう。

 

僕はこの映画を見ながら、

死と隣り合わせという表現が凄いしっくり来ているなと感じました。

 

常に"死"という言葉が連想されてしまう映画

あなたは映画館で席に着いて、

映画の予告を見て、

映画会社のオープニングを見て、

そしてそこからはハラハラとドキドキがあなたの心を支配しているに違いない。

 

しかも、そのハラハラとドキドキを

音と、カメラワークと、役者さんが!!!!!

 

最大限に引き出してくれるに違いありません。

 

話だけではなく、

映像作品としてもこの作品は非常に面白く出来ていると思います。

 

いや、本当に疲れたんですけど面白かった。

 

Q: 彼女とのデートでこの映画を見るのはありですか?

A: むしろ見てきて欲しいです。あわよくば見た後の2人の会話を僕に教えて欲しいです。

ちなみに僕だったら あさひなぐ 見て眼福眼福と呟いていたいです。

音読のススメ『夜のピクニック』。僕は融であって貴子でもあるんだ。

今週のお題「読書の秋」

 

本編はpart3から読めば大体伝えたい事が詰まっている。

1.本との出会い

夜のピクニック、それは恩田陸さんの小説であり、数年前に映画化もされた超有名作品である。

多部未華子さんが出演しているとか。ちょっと気になる。でもまだ見ない。 

まだ原作を読んでいないからである。

 

先日、本屋にてなにか興味を引く本はないかなと探していたところ、この本と目があった。

「何万冊の本から1つのタイトルを読む。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」

キャッチコピーを拝借すれば僕の心情はこのように表現できた。

これといって何もかかっていないことにお気づきだろうか。そう、思いつきの発言である。

 

出会いというものは、どうしたって突然やってくるもの。

僕はその本を手に取り、店員さんにぎこちない笑顔で「カバーはいらないです」と伝え、左ポケットに入っているがま口財布から小銭を出す。

店員さんはきっと(この人、がま口財布使っているんだ。柄が和風でだいぶ可愛らしいな。そしてだいぶ質が良いものをつかっている気がする。なになに、あぁ、御徒町付近で買ったものかな。きっとあの柄は御徒町に違いない。凄くいいなあの柄。この人はきっとセンスが良いんだろう。レシートに連絡先でも書いてがま口財布のことだけじゃなくてもっと色々なこと聞いてしまおうかしら。)と思いながら小銭を受け取ったに違いない。そうに違いない。

そう思いたい。

男女は問わず。

 

本を購入し、家に着く。

さあ読もう。でもその前に見たい番組があったな・・・

〜次の日〜

今度こそ読むぞ!っとその前にFGOのイベント周回進めないと・・・

〜次の日〜

あー。本読まないと。でも今は気分が乗らないな〜

・・・

気づけばもう1週間経つ。

僕は読むモチベーションが急にやってきて、急に下がるのだ。

本の神様がいるのであれば謝罪をしたい。積読してごめんなさいと。

別に神様じゃなくたっていい。あの特別さを感じさせてくれたあの瞬間あの時、引き合わせてくれた"何か"に僕は謝罪をしたい。

だが、あるきっかけが僕にそのモチベーションをもう一度持たせてくれたのである。

 

2.音読との出会い

ここでもう一度言いたい。

出会いというものは、どうしたって突然やってくるもの。

 

ある晴れた日のことだった。

ネットサーフィンをしているとこんな記事を見つけた。

www.pojihiguma.com

っえ、ADHDにも運動って効くんだ。

うそ、本当に?

僕は部屋で独り言を呟きながらGoogleの検索フォームに「ADHD 運動」と打ち込んだ気がする。

運動することで僕の人生がもしかしたら豊かになるかもしれないなと色々と記事を見ているとこんな記事を見つけてしまった。

ADHDとコミュ症を自力で克服しつつあるから方法語ってく : 【2ch】コピペ情報局

っえ、音読も効いちゃうの?マジで?

いつもは綺麗な日本語を心がけ、アンチ汚い言葉とさえ思っている僕ですらマジでという表現をしてしまうほどには寝耳に水のことだった。

 

記事の内容は2chの情報ゆえに確証があるわけではない。

だが、音読をやる分には無料だしやってみる価値はあるか。

 

こうして、『夜のピクニック』と 音読 が出会ったのである。

 

3.音読のススメ

音読をすることはADHDのみならず、脳に良いらしい。

さて、音読を行うことは高校生以来のことであり、すでに6年ぐらい経っていた。

学生の頃は音読は嫌いではなかったしむしろ得意だと思っていた。

一冊まるっと音読するなんてそんなに疲れるでもないし、これでADHDが改善するなら本当に良い方法だよね。

 

よし、早速読むぞ〜〜〜!

 

っと思った10分後には気付いた。

甘かった。

 

なぜか喉を痛めている自分がそこにはいたのである。

あれ、声がかすれている気がする。

いつもはカラオケで「恋のメガラバ」を自分なりに声を分けて、それで全力で声を出して掠れるのに。

 

なぜ普通の声の大きさでこんなにやられてしまっているんだろうか。喉か。腹式呼吸で音読していないからか。

いや、もしかして無意識に演じようとしているんじゃないか?

 

とどのつまり、

音読は思ったより奥が深いのである。

以下に僕が感じた音読の"奥"というものを列挙した。

どれもこれもすべてはボク個人の見解であることを念頭に置いて頂きたい。

 

Ⅰ. キャラの演じ分け、感情の表現が本の内容をより読み取れた。

融と貴子が同じクラスになった時、融の父の葬式の時、それぞれの場面の感情を声で表現することで、よりキャラクター達に寄り添えるのである。

僕はカギカッコの中や心情を読んでいる時、僕は融であって貴子でもあった。

 

Ⅱ. 音読しながら理解する。までには時間がかかりそう。

音読をするとどうしても”声を出して読む”ことに意識がいってしまい、中身を理解することが疎かになりそうになる。

気づけばただ声に出しているだけで頭の中は別のことを考えている。という状況すらあった。

"声を出して理解しながら読む"ことの難しさが脳に良い影響を与えているのかもしれないなと思っている。

 

Ⅲ. 発音よくしようと頑張る。

これは東北の人は特にあるのかもしれない。

東北人は寒い環境育つ故に口をあまり開かないで喋るんだとか。

無論僕もである。

そのために滑舌が少々悪い。いや、発音が悪いということか。

音読中に自分の発音がとても気になるのである。

なんかこの発音はきっちり他の人には正確に綺麗に聞こえているんだろうか。とか。

せっかくの音読の機会である。滑舌も改善しちゃった方がお得である。一石二鳥である。

 

Ⅳ. 疲れる。

疲れるのである。

発音をよくしようとすること、アクセントに気をつけること、内容を理解すること。

その他細かい点もあるとは思うのだが、想像以上に意識することは多かった。

大体1章分で1日分ぐらいの気持ちで読む。

そうでもしないと喉がやられてしまう。そうじゃなくても喉はやられている。

 

音読はのめり込めば込むほどより負荷がかかるようだった。

高校生の頃とは比べ物にならないぐらいには疲れている。

 

Ⅴ. 意外と楽しい。

黙々と読書をすることも十分楽しいのだが、音読をするのはそれはそれで気持ちが良い。

どこか満足感に似た気持ちを抱きながら本を閉じている自分がいるのである。

 

4. 是非一度やってほしい、"音読"

正直まだ60ページぐらいしか読んでいない。

いや、逆に言えばそれしか読んでいないのにここまで僕が語ることが出来るのである。

っていうのも読んでいる本の内容がやっぱり面白いから読めちゃうっていうのはあるかもしれないですね。

 

え?言うほど語っていない?

 

ここから先を語るのはあなた自身でやってほしい。(逃げ)

僕がこれ以上音読の魅力を伝えてしまうのはどうしたって面白くはないだろう?

 

「声に出して本を読む。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」

 

音読。凄いものに出会っちまったぜ。